幼稚園・保育園様の声

「Hello！」と幼稚園に来た英語の先生に、その何倍もの声と笑顔で「Hello！！」と返す子どもたち。
こんな朝の出会いに、そばにいた私も元気をもらい、「Good morning！」の後に続く言葉を考えます。けれども、子どもたちは、すでにハイタッチをして、先生の周りに集まり、英語の時間が始まります。
英語が話せることで初めて人に関わることができるという、私にとっての人間関係の概念を、子どもはあっさり覆し、楽しそうに行動で先生とコミュニケーションを交わしています。私が麻機幼稚園に赴任し、正課の英語があるたびに目にする光景でした。
私の学んできた英語は、文法や単語の暗記というテストの時だけ発揮される知識の習得でした。けれども、今子どもたちが学ぶ英語は、人間関係や文化を肌で感じ、活用の楽しさを味わえる学びになっているのだと思います。
幼児期で育てたいものは、テストや数字では計ることができない感覚や意識や態度と心です。そんな発達段階の中での英語教育は、知識技能を主にした「英語を学ぶ」ことから、多様な文化や人との関わりを学ぶ、「英語で学ぶ」ことであるという価値はとても大きなことだと思います。幼児期だからこそ育つものもあり、そのチャンスが本園の子どもたちにもあることをとてもありがたく思います。